こんにちは、京都のイメージコンサルティングサロンTOIROです。
先日、お越しくださったお客様にご相談いただいたのが、クローゼットの整理方法。私が実践した方法をお伝えしたところ、参考になるポイントがたくさん!とおっしゃってくださったのでご紹介します。
クローゼットが服で溢れかえっている人のお役にたてれば幸いです。
■服があればあるほど不幸になる
何を隠そう、「クローゼットに服が溢れかえっていた人」とは、昔の私のこと。
いまもクローゼットは整え中でまた完璧な状態ではないのですが、一番たくさん服があった時期と比較すると、その量は1/3ほどになりました。靴の量も半分に減らしました。
服がたくさんあったときは、クリーニングのことや、いつ衣替えをするか、何をどこに収納するか、そんなことを年中考えていて、かつ、朝、たくさんの服を目の前にして「着ていく服がない」と途方に暮れる・・・そんな日々を送っていました。
でも、服の量が減ると、一つの収納場所にオールシーズンの服が収納できるようになり、衣替えの手間がまずなくなりました。また、衣替えがなくなる=服の移動がなくなるので、収納場所が固定されるように。クリーニングする服の量も減って、経済的にも楽になりました。
なにより一番びっくりなのが、服は減ったのに何を着ていこうが迷うことがなくなったのです。
服がたくさんあればおしゃれになれて楽しい!幸せ!
そう信じていましたが、そう信じて服をたくさんもっていたときは、ストレスを抱えて逆に幸せから遠ざかっていたように思います。
■幸せを手に入れた断捨離方法
私がクローゼットの見直しに着手したのは、イメージコンサルタントの勉強を始めた2016年9月から。
ちょうどこの月に、11年半勤めた会社を辞め、今まで会社員としての役割を果たすために必要だった服が不要になったこともあり、学んだ理論を活かしながらクローゼットを整えることを始めました。
年がら年中、服の収納に頭を悩ませていた私は、イメージコンサルタントの勉強を始める前から、いろいろな断捨離の本を読んできました。そして、それらの方法で大体の場所は片づけられたのですが、どうしてもクローゼットだけがうまくいきませんでした。
なぜなら、残すべきアイテムがわからなかったから。
でも、骨格診断を学んで、骨格タイプストレートの私には「シンプルベーシックなアイテム」「ジャストサイズ」「装飾があまりないデザイン」が似合うということがわかってから、服の仕分けがとてもスムーズになりました。
「似合うかどうか」を基準に服を仕分けることができるようになったからです。
私が服を仕分けた順番
(事前準備)
事前に、捨てる服を入れる紙袋、保留のものを入れる紙袋を二つ用意します。
また、一気に取り掛かると挫折する可能性があったので、今日はボトムス、今日はトップスという風にカテゴリーごとに断捨離を進めました。
(仕分けプロセス)
1.取り掛かるカテゴリーを決めたら、よく着用している服、長い間着用していない服に分けました。
2.そして、まず「長い間着用していない服」の中で、自分の骨格タイプに合わないと思う服は捨てる候補にいれます。せっかく着るなら、自分に似合うものを着たいので、長い間着用しておらず、かつ、骨格タイプにあっていないということは、今後、着用する可能性がほぼないということです。
これで私は、そのカテゴリーの服が、大体半分ぐらいになりました。この時に、どーしても捨てたくない!というものは、保留ボックスにいったんいれます。
3.長い間着ていないけれど骨格タイプにはあっている服が残った場合、「なぜ、いま着用していないのか」理由を考えました。そして、その理由が解決可能なものなら、対応します。
私の場合、身長が低いためボトムに関しては必ずお直しが必要なのですが、このお直しをしていないからはけなかった、というものがほとんどでした。
それ以外は、骨格タイプ的にはあっているけれど古い印象がある、今(今後)の自分が着るイメージがわかないなどもありました。たとえば、就職したときに買ったスーツなどは、骨格タイプストレートはよく似合うのですが、会社員時代からあまりスーツをきる必要がなく(制服だったので)、今後もあまりスーツを着用する場面がないと思ったので、捨てるカテゴリーにいれました。
4.次に「よく着用している服」を確認していきます。その時に大切にしたのが、よく着用する理由が以下の3つのどれに当てはまるかを考えること。
➀「似合うから着ている=骨格タイプにあっている」
こちらは、今後も活躍する第一線の服になります。
②「好きだから着ている=骨格タイプに関係なく自分の好み」
こちらは、さらに二つの視点から絞り込みをかけました。
「それを着ていて褒められることがあったか」
「工夫すれば(お直しなど)骨格タイプによせて着用できるか」
どちらにも当てはまらない服は、自分の好みではあるけれど、自分を魅力的に見せてくれる服ではないということになります。私の場合、せっかく自分をよりよく見せてくれる理論を学んでいるのだから、あえて好みに固執しないで手放すという選択をしました。でも、こうした服を手放すかどうかはその人の捉え方次第です。無理やり「好き」を手放す必要はないので、いったん、保留にいれることも可能です。
③「楽だから着ている」
似合っている、好き、といった理由からではなく、「楽だから着ている」という服があります。
私の場合、ストレッチのとてもきいたスキニーデニムや、高校生の時にかったチノパンが当てはまりました。褒められるわけでもなく、似合っていると思っているわけでもなく、ただ楽をしたいときに着る服。
個人的に、このカテゴリーの服を一気に処分すると、おしゃれ度が一気に上がると感じています。なぜなら、この手の服はついつい手を伸ばしてしまうから。ここを処分すると、服に「いまいち」なものが紛れ込まなくなります。
私は、悩んで悩んで、骨格タイプにおおむねあっている服で、3年以内に購入したものだけ残しました。どんなときもONスタイルで過ごすことが出来る人もいれば、そうでない人もいる。
私は、OFFモードのときは楽に過ごしたい!という性格なので無理をせず、そんな気分のときに困らないよう一部を残しました。徐々にこのカテゴリーの服を減らしていくことを目標にしています。
まとめると以下の図のような感じです。
*文字が読みにくいのでPPTもつけてます。
上記の方法で仕分けていくと、私の場合、以下の服が手元に残ることになりました。
・よく着ていて、骨格タイプにもあっている服
・骨格タイプばっちりではないけれど、着ていると褒められる服
・好きな服で、工夫したら骨格タイプによせて着用できる服
・お直し未完了といった理由で着ていなかった骨格タイプにあった服
(・楽したいときに着る服)
基本的には骨格タイプにあっている服で統一されたので、スタイルアップする服でクローゼットが満たされたことになります。
また、クローゼットが概ねととのったので、楽したいときに着る服を手放す勇気を出しつつ、これ、最近着ていないなーと思った服を、上記の基準で時々選別してするだけで管理がすむようになりました。
この後、パーソナルカラーを学び、色の組み合わせなども意識するようになると、さらに服を組み合わせるのが楽になりました。こちらについては、また、別の機会にご紹介します。
骨格タイプにあっていないけれど褒められる服については、また、別の記事で取り上げたいと思います。
*捨てる袋に入れた服:状態にあわせて、リサイクルしたり、掃除に使ったりして処分しました。
*保留にした服:いったんはクローゼットに戻しつつ、その服が活躍する季節に着なければ手放すことにしました。
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